2013年06月14日

磐田地区教育研究会情報教育部研修会

情報教育1磐田市内小中学校の情報教育を担当されていらっしゃる先生たちの研修会にお邪魔しました。
前半は、メリ研が小中学校で子ども達に行っている情報モラル講座を受講していただきました。
今後の情報指導の参考になる事例や授業の組み立て方のヒントを何かひとつでも得ていただければと思います。
情報教育2後半は、DeNAの西さんをお迎えして、最近子ども達がスマートフォン、IPod touchで利用していて、トラブルの原因になっているコミュニケーション系アプリの特徴や問題点を学ぶため、スマホ25台、タブレット端末5台を使っての実機体験を行いました。
情報教育3皆さんはDeNAの無料通話アプリcomm(コム)でチャット(トーク)を体験し、ID検索制限・友達ブロック機能の設定方法などを学びました。
参加者のほぼ半数の方がスマホを所持し、LINEなどを利用しているということもあり講座終了後、多くの質問が上がりました。
最近、中学校や高校においていじめや仲間外れなどのトラブルの原因になっている「LINEはずし」とは何か?誰がはずしたのか分かるのか?など。
また、学校現場でトラブルの対応に苦慮している先生方からは、アプリを運営している企業側への法的制限措置や青少年保護対策の取り組みについての要望が上がりました。
DeNAの西さんからは「業界全体でも健全性への取り組み強化などに努力していきたい。学校、保護者の皆さんに協力させていただきます。」との心強いお言葉をいただきました。
学校の先生や保護者は、子ども達の使っているLINEなどを実際に使ってみて「いったいLINEとはどんなものなのか?」を知り、今子ども達の間で起こっている「トラブルは何なのか?」を理解して、それぞれに対処していかなければいけないと思いました。
そして、私達大人も、子ども達の使っているLINEというコミュニケーションアプリを通じて「友達」になって、今起こっている問題について子ども達と実際に話し合ったりして、コミュニケーションをとっていくことも必要ではと感じました。
中高生の子どもを持つ保護者として大変勉強になる講座でした。ありがとうございました。
8月に情報モラル授業の研修会が予定されていて、そこでもメリ研はお手伝いさせていただくことになっています。どうぞよろしくお願いします。(メリ研スタッフ H)


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