静岡大学情報学部でお話ししました。

コーシ

2012年10月25日 17:29

今日は静岡大学にお邪魔して、情報学部の学生さんにメリ研の活動や組織等についてお話しさせて頂きましたが、皆さんとても熱心で楽しかったです。
NPO論の講義(!)なので、活動の内容だけでなくスタンスや展望・課題や社会との関わりについてお話ししました。
とはいうものの、皆さんは情報学部の学生さんですので、インターネットにおけるコミュニケーションやメディアリテラシーについての話では、しっかりメモをとられていて、さすが関心の高さがうかがえました。
途中、小学生の講座の様子を伝えるために、皆さんにも小学生と同じ質問を投げかけてみました。
『インターネットはどんな道具でやってるの?パソコン?ケータイ?』皆さんのお答えはほとんどパソコンとケータイ、スマホくらいでした。
と同時に、今の小学生の答えを『パソコン、ケータイ、スマホ、PSP、Wii、DS、テレビ、にIpad、Ipod、って6年生は答えますよー。』と紹介したところ、ついこの間まで小学生だった(と私たちは感じますが)彼らは、まずは非常に驚き、次に、何となく納得しているようでした。
多分、彼らの小学生時代とは、大きく様変わりしているのでしょう、たった7~8年前のことなのに・・・。
質疑応答では、子どもと関わりを持っているという学生さんが(家庭教師、とかかしら?)『いまどきの小学生が、ネットのゲームでお小遣いを使っていることが、良く理解できないし、子どもと共感ができないがどうしたらいいのか?何か出来るのか?』と疑問というか心配されていました。
この課題解決には、やはり子どもの世界を知り、子どもの文化を知ることが必要なのではないか?と、お話ししました、あまり答えにはなっていませんが(苦笑)。
これからしばらくの間は、まだまだ格差が広がるのではないかと予想されます。
が、20~30年くらい先には、『インターネットは当たり前』な生まれた時からインターネットに触れていた人たちの社会になります。
社会のありようや価値観文化の変化で、今より課題が少なくなっていることを期待しています。

NPO論の講義でしたが、NPOについてだけでなく、子どもと情報についてもいろいろと感じたり考えたりしてくださったようでした。
後日、見せて頂く皆さんのレポートがたいへん楽しみです。
情報学部のZ先生と講義を受けてくださった学生さんたち、貴重な機会を頂き感謝しています、ありがとうございました。

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