2007年08月21日
メリ研について ①設立趣旨書
特定非営利活動法人浜松子どもとメディアリテラシー研究所設立趣旨書
平成19年 5月 30日
1 趣 旨
情報通信技術のめざましい発展によって、パソコンや携帯電話などの情報ツールから、いつでも、どこでも、誰でも、ダイレクトにあらゆる情報にアクセスでき、情報を活用できるようになりました。このような生活は、便利で快適であるだけでなく、インターネットをよりどころとするネットコミュニティにまで発展してきています。
現在、インターネットは日常に深く関わっており、利用者も低年齢化してきています。子どもたちにとっても、インターネットや携帯電話は「あって当たり前」になってきているばかりか、「なくてはいられない」、「ないと不安」という依存傾向を示す子どもも増加してきています。
これまで、周囲の大人たちに守られて危険から逃れられていた子どもたちは、パソコンや携帯電話を利用してネット社会に参加するや否や、いきなり大人と同じ環境のなかで、適切なふるまいを要求されます。メディアの側は、大人と子どもを区別することはないからです。しかしながら、インターネットの使い方は習っても、ネット社会に参加していくためのモラル教育を受ける機会はほとんどなく、個人の判断に委ねられているのが現状です。その結果、現在、インターネットや携帯電話を使った事件に巻き込まれる被害者の多くは子どもです。また、ネットコミュニティのなかのささいなできごとが、現実社会に持ち込まれ、トラブル、いじめなどに発展することも珍しくありません。
もはや、メディアの特性を生かした生活の利便性を追求するあまり、子どもだけでなく、社会全体のコミュニケーションの質的変化が起こっているのではないかと懸念されます。
このような状況は、今後さらに広まるであろうと危惧されます。このため、大人も子どももメディアに翻弄されることなく、犯罪やトラブルから我が身を守り、上手にメディアとつきあう力を身につけることが必要不可欠です。なかでも心身の発達段階にある子どもたちは、特に見守っていかなければなりません。
私たちは、これまで、任意団体「親たちのエンパワーメントフォーラム実行委員会2005ケータイ部会」として、学校、保護者、地域に対して情報モラルを促すフォーラムを展開してきました。その結果、数々の成果を上げてきていることから、メディアや自分がおかれている状況を客観的にとらえ、自ら気づき、考え、行動するきっかけとなる場の存在が有効であり、さらに普及させていくことも重要であると感じました。
そこで、子どもたちのよりよいメディア環境をつくっていくために、研修・講座事業や普及啓発事業などを通じて、メディア環境に関する子どもや大人の学びを支援するとともに、学びを通じて市民の知恵を集め、研究、提言していくことを目的に、本法人を設立するものです。
2 申請に至るまでの経過
平成17年2月 任意団体『親たちのエンパワーメントフォーラム実行委員会2005ケータイ部会』設立
平成17年3月 市民向け研修会(市教委、市P連、ドコモシステムズ共催事業)開催
平成17年6月 青少年健全育成会担当者 携帯電話に関する研修会
平成17年6月 静岡県教育委員会有害情報環境対策合同協議会委員
平成17年11月 開成中学校区健全育成会教育講座
平成17年11月 江西中学校区健全育成会家庭教育部講座
平成17年11月 青少年健全育成強調月間静岡県大会パネルディスカッションのパネリスト参加
平成18年3月 保護者アンケート「子どもとケータイ」実施 集計・分析しニュースレターで報告
平成18年6月 入野中学校区健全育成会総会講演会
平成18年7月 与進北小学校6学年保護者対象家庭教育講座
平成18年7月 江西中学校生徒対象情報モラル講座
平成18年 県教委青少年課事業 浜松市立小学校対象「お父さんお母さんのための情報環境講
9~12月 座」講師
平成18年11月 南陽中学校健全育成会地域部講座
平成18年11月 舞阪町健全育成町民集会講演会
平成18年11月 西部中学校生徒対象情報モラル講座
平成18年12月 中郡中学校区健全育成会講座
平成19年1月 丸塚中校区健全育成会家庭教育講座
平成19年3月 芳川小学校生徒保護者対象PTA講座
平成19年5月 発起人会開催
平成19年5月 設立総会開催
平成19年 5月 30日
1 趣 旨
情報通信技術のめざましい発展によって、パソコンや携帯電話などの情報ツールから、いつでも、どこでも、誰でも、ダイレクトにあらゆる情報にアクセスでき、情報を活用できるようになりました。このような生活は、便利で快適であるだけでなく、インターネットをよりどころとするネットコミュニティにまで発展してきています。
現在、インターネットは日常に深く関わっており、利用者も低年齢化してきています。子どもたちにとっても、インターネットや携帯電話は「あって当たり前」になってきているばかりか、「なくてはいられない」、「ないと不安」という依存傾向を示す子どもも増加してきています。
これまで、周囲の大人たちに守られて危険から逃れられていた子どもたちは、パソコンや携帯電話を利用してネット社会に参加するや否や、いきなり大人と同じ環境のなかで、適切なふるまいを要求されます。メディアの側は、大人と子どもを区別することはないからです。しかしながら、インターネットの使い方は習っても、ネット社会に参加していくためのモラル教育を受ける機会はほとんどなく、個人の判断に委ねられているのが現状です。その結果、現在、インターネットや携帯電話を使った事件に巻き込まれる被害者の多くは子どもです。また、ネットコミュニティのなかのささいなできごとが、現実社会に持ち込まれ、トラブル、いじめなどに発展することも珍しくありません。
もはや、メディアの特性を生かした生活の利便性を追求するあまり、子どもだけでなく、社会全体のコミュニケーションの質的変化が起こっているのではないかと懸念されます。
このような状況は、今後さらに広まるであろうと危惧されます。このため、大人も子どももメディアに翻弄されることなく、犯罪やトラブルから我が身を守り、上手にメディアとつきあう力を身につけることが必要不可欠です。なかでも心身の発達段階にある子どもたちは、特に見守っていかなければなりません。
私たちは、これまで、任意団体「親たちのエンパワーメントフォーラム実行委員会2005ケータイ部会」として、学校、保護者、地域に対して情報モラルを促すフォーラムを展開してきました。その結果、数々の成果を上げてきていることから、メディアや自分がおかれている状況を客観的にとらえ、自ら気づき、考え、行動するきっかけとなる場の存在が有効であり、さらに普及させていくことも重要であると感じました。
そこで、子どもたちのよりよいメディア環境をつくっていくために、研修・講座事業や普及啓発事業などを通じて、メディア環境に関する子どもや大人の学びを支援するとともに、学びを通じて市民の知恵を集め、研究、提言していくことを目的に、本法人を設立するものです。
2 申請に至るまでの経過
平成17年2月 任意団体『親たちのエンパワーメントフォーラム実行委員会2005ケータイ部会』設立
平成17年3月 市民向け研修会(市教委、市P連、ドコモシステムズ共催事業)開催
平成17年6月 青少年健全育成会担当者 携帯電話に関する研修会
平成17年6月 静岡県教育委員会有害情報環境対策合同協議会委員
平成17年11月 開成中学校区健全育成会教育講座
平成17年11月 江西中学校区健全育成会家庭教育部講座
平成17年11月 青少年健全育成強調月間静岡県大会パネルディスカッションのパネリスト参加
平成18年3月 保護者アンケート「子どもとケータイ」実施 集計・分析しニュースレターで報告
平成18年6月 入野中学校区健全育成会総会講演会
平成18年7月 与進北小学校6学年保護者対象家庭教育講座
平成18年7月 江西中学校生徒対象情報モラル講座
平成18年 県教委青少年課事業 浜松市立小学校対象「お父さんお母さんのための情報環境講
9~12月 座」講師
平成18年11月 南陽中学校健全育成会地域部講座
平成18年11月 舞阪町健全育成町民集会講演会
平成18年11月 西部中学校生徒対象情報モラル講座
平成18年12月 中郡中学校区健全育成会講座
平成19年1月 丸塚中校区健全育成会家庭教育講座
平成19年3月 芳川小学校生徒保護者対象PTA講座
平成19年5月 発起人会開催
平成19年5月 設立総会開催
Posted by コーシ at 00:00│Comments(0)
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