2012年10月31日

磐田市青少年問題協議会

磐田市青少年問題協議会今日は、磐田市青少年問題協議会で「青少年とウェブサイトとのかかわり」についてお話しをさせていただきました。
青少年問題協議会は法律で設置が決められている審議会で、磐田市長はじめ、教育長や市議会議員など、様々な要職の方々が委員を務められている非常に重要な会議です。
いつものような保護者や教職員、青少年健全育成活動推進員など、当事者や当事者に近い方が対象の場合とは少し違いますので、いつもと視点をすこし変えてお話しをしました(時間の制限もあって、いつもに増しての早口で失礼しましたが・・・)。

インターネットに起因する課題だけではありませんが、子どもに関する様々な課題を解決するためには、最終的には子どもの倫理観や価値観、道徳や文化などが大きく関わってきますので、私たち大人はそれらを育てていかねばなりません。
しかし、それらは、ことさらに教えるのではない、当たり前な日常生活の中で積み重ねて育まれるもので、決して一朝一夕では構築できないもの。
ですから、その育む場である家庭と地域の役割は非常に重要です、というより、家庭や地域でしか果たせない役割なのだと思います。
しかし、現在の社会では、核家族化や女性の社会進出、地域コミュニティの消滅などにより、その役割を果たすことが非常に困難になっています。
ぜひとも今、家庭や地域が役割を果たせるよう、社会全体で支援するためのしくみ(政策)を行政が積極的に進めて欲しいと思います。
と、最後は市長さんに向けてのメッセージのようになってしまいましたが。。

ここからは、さらに個人的な意見です。ご了承ください。
私もそうでしたが、保護者の皆さん、特に母親は「家庭の役割」と言われると自分にすべて背負わされているように非常に苦しく感じられると思います。
社会は変化しているのに、大人の価値観はあまり変わっていないんですね。
「今と30年前とは明らかに社会のしくみが違うんです。」
「私たちが、家庭の役割を果たせるような社会のしくみを作ってください。」
と、言いたい気持ちでいっぱいです。
それこそ、一朝一夕ではできないとは思いますが。。。


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