2008年07月10日
平成20年度静岡県人権教育の手引き『人権教育プログラム』

静岡県教育委員会が作成した
「静岡県人権教育の手引きー人権教育指導プログラム~学校・家庭・地域で育てる子どもの人権感覚~」
のなかに、メリ研の活動が紹介されました。
冊子の中の「Ⅲ 社会教育の場で取り組む子どもの人権感覚をはぐくむ地域づくり」で「ともに創る学びの場(健全育成活動)『磨こう!大人の人権感覚』」として、講座で行っている「ケータイフォーラム」の事例が詳しく掲載されています。
講座の様子は、再現劇の写真入りで説明されています。
私達メリ研の活動の幹とも言える『ケータイフォーラム』が『ともに知り、考える場である』として、『場つくり』の重要性を著しています。
掲載にあたっては、作成担当である県教委の指導主事(教職員)さんが何度も取材してくださいました。
取材当初は、活動の主旨や手法をなかなか理解していただけなかったり、分かり合えなかったり、表現する文章も微妙にメリ研の意図と外れていたり、お互い、苦労があったかも?
しかし、しつこいほどのやり取りを経て、最後には共感することもでき、それはそれで大きな喜びにもなりました。
お互いを認め、エネルギーを使い、共有できるプロセスを経て、共通の目的を達成すること、それこそが協働です。
その成果であるこの冊子「人権教育指導プログラム」を、私達も有効なツールとして活用できたらと思っています。

『人権教育プログラム』は、県内の幼・小・中・高・特別支援学校教員や公民館・隣保館職員、人権擁護委員、PTA役員等の社会教育に携わる指導者等を対象として、学校・家庭・地域が連携して行う人権教育の充実のために作成されました。
児童生徒の人権感覚を高める事例、学校から家庭や地域への啓発の事例、インターネットによるいじめへ対応するための関係機関との連携、保護者の人権感覚を高める事例等、学校・家庭・地域の連携による様々な実践事例や資料を紹介してあります。
これらの内容は、紹介されている校種や学年、対象にかかわらず、各学校の教育活動、社会教育における事業等の目的に応じて工夫することにより、様々な場面で活用できるものだと考えます。
Posted by コーシ at 18:04│Comments(0)
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