メリ研（NPO法人浜松子どもとメディアリテラシー研究所）ブログ

今日は、森町文化会館ミキホールが会場です。森町子ども会育成連合会平成25年度新育成者研修会にて「今どきの子どもとインターネット・ケータイ・スマホ」と題して講座を行いました。
受講対象者は、今年度子ども会新役員になられた主に小学校高学年の子供さんを持つ保護者の方たち、森町全地区より120名余が出席してくださいました。
「あなたのお子さんはいつからケータイを使っていますか？」では、まだ小学生以下のお子さんが多いせいか8割以上の方が「使っていない」と答えました。
「あなたのお子さんはどんなゲーム機を持っていますか？」では、複数上げの方が数人、「待っていない」という方も数人いました。
「あなたはスマホを持っていますか？」では、さすが比較的若い世代だけあって、約7割の方が既に「持っている」とのことでした。
既に親世代はスマ―フォン世代であることがわかります。
フィルタリングについての質問では「意味を説明できる」と答えた人わずか数人、また「知らない」と答えた人も2割ほどいました。
比較的若い世代の保護者は、スマホ所持率は高いけれども、子供さんがケータイ・スマホを持っていないため、中高生の保護者よりフィルタリングなどの情報や知識が少ないように思われます。
中学生が利用しているサイトを実際に見る場面では、皆さん画面を興味深く見ていましたが、ご自分子どもさんが小学生なので、まだあまり実感がないようでした。
しかし、「現在のプリクラはシールではなくデジタルデータで、携帯やパソコンにアッできるんですよ」とお話したら皆さん大変驚いていました。
『日々課題がめまぐるしく移り変わる中、保護者が、私たちは「子どもとインターネット」に関してどう向き合っていけばよいのか？考えてください。
そして、それぞれの立場で自分は何ができるのか、何をしたいのか、また何をしたら良いかを整理し、家庭で子供さんと話し合っておくことが大切では？』とお話ししました。
終了後、育成会役員の方が「これから子ども達がインターネットを安心して使えるように、親が子供と話をしたり、また勉強したりして家庭でのコミュニケーションを大事にしていなければいけないと感じました。ありがとうございました。」と感想をお話しくださいました。今後、勉強会などを開く時は是非メリ研を活用していただけたらと思います。
今回受講された森町子ども会新役員の皆様、また大変ご丁寧に応対していただいた森町子ども会育成連合会会長さんはじめ、準備・片づけ等していただいた育成連合会役員の皆様、大変お世話になりました、ありがとうございました。（H.K）